『Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章』
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著者はジャーナリスト。
出版社:文芸春秋
ISBN:4163914072
目次
序章 第二次大戦下、人々はどう行動したか
第1章 あたらしい現実主義
第2章 本当の「蝿の王」
Part 1 自然の状態(ホッブズの性悪説 VS ルソーの性善説)
第3章 ホモ・パピーの台頭
第4章 マーシャル大佐と銃を撃たない兵士たち
第5章 文明の呪い
第6章 イースター島の謎
Part 2 アウシュヴィッツ以降
第7章 「スタンフォード監獄実験」は本当か
第8章 「ミルグラムの電気ショック実験」は本当か
第9章 キティの死
以下下巻の目次
Part 3 善人が悪人になる理由
第10章 共感はいかにして人の目を塞ぐか
第11章 権力はいかにして腐敗するか
第12章 啓蒙主義が取り違えたもの
Part 4 新たなリアリズム
第13章 内なるモチベーションの力
第14章 ホモ・ルーテンス
第15章 民主主義は、こんなふうに見える
Part 5 もう一方の頬を
第16章 テロリストとお茶を飲む
第17章 憎しみ、不正、偏見を防ぐ最善策
第18章 兵士が塹壕から出るとき
エピローグ 人生の指針とすべき10のルール
人間観についての本
人間とは何か? その問題をどのようなアプローチで考えていくのか?
"ほとんどの人間は本質的にかなり善良だ"
本書の基本的な主張
しかし、社会は性悪説をベースに設計されている側面が強い
ホッブズ「万人の万人に対する闘争」
アダム・スミス「ホモ・エコノミクス」
なぜ、そうなっているのか。
本書が手を伸ばしている領域
思想/哲学
ホッブズ VS ルソー
ジャーナリズム
第二次世界大戦
リアル「蝿の王」
文明論
イースター島の歴史
進化生物学
心理学/行動経済学
スタンフォード監獄実験
ミルグラムの電気ショック実験
キティの死(都会の傍観者)
経営・統治論
テイラー
マキアヴェリ
プラセボ効果/ノセボ効果
そう信じたことが、結果に影響を与える
ベニヤ説
人間の道徳性は薄くて脆い
フランク「わたしたちは教えられた通りの人間になる」
なぜ私たちは人間を悪者だと考えるのか?
文明の問題
定住→保有
固定→権力の腐敗
権力は共感を弱めてしまう
共感はそこまで重視すべきものか?
心理的距離
人は他人から学ぶ
「自分のことしか考えない」生物ではない
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